ドラゴンクエスト2で王様は一人息子であるローレシアの王子に50Gと銅の剣しか与えなかったのですか?国が経営困難かもしれませんが大事な一人息子が危険な望まない冒険に出かけなければならないのに。
俺が王子ならせめて鋼鉄の剣と1000Gぐらい欲しいです。
ローレシアの王子はいずれ国王という位を継がなければなりません。
つまり、勇者ロトの末裔である彼からすると、ある意味冒険の旅よりも
困難な道が用意されているわけです。
王様としても裸一貫で放り出したいところだったのでしょうが、
そこは王様も人の親ですから、餞別代りの装備と50Gを
手渡したのでしょう。
勇者ロトの末裔たるもの、親からお膳立てを受けていては
その名が泣くというものです。
厳しい中で目標を達成してこそ英雄となれるわけです。
道は険しいほど自身の成長は望めるということではないでしょうか。
そうですね。確かにその通りです。
私なら10000Gは持たせますね。
まあ修行しながら強くなれということでしょう。
王子が城下町でどくけしそうを買いまくり、ふくびきけんをもらってけち臭くゴールドを増やす様はこくみんに見られたら恥ずかしいです。
まあぶっちゃけたことをいうと、
ゲームバランスというか、シナリオの都合というか。
確かに一国の王子が一人で冒険にでるわけないですね。
これはもともとドラクエがアメリカのRPG「ウィザードリィ」を
もとにして作っているせいもあるでしょうね。
「ウィズ」では冒険者たちは王の依頼を受けて旅立つ、
ならず者的な者たちですよね。
みごと魔王を倒せば英雄になれるが、死んでもだれも気にしない。
(ゲーム内からデータが消えてしまう)
と、これはアメリカ的な発想。
日本では主人公は過酷な宿命を背負っていて、
悪の王を倒す運命、という設定のほうが日本人受けします。
死=消滅とならないシステムや、親切すぎる説明など、
日本人向けに作った結果、少々不自然な設定ができてしまった
というところではないでしょうか。
実際のところその通りだと思いますが、序盤で、しかも武器屋でもまだ買えないような物を与えるとゲームバランスが崩れるからじゃないですか。
ドラクエ3でも貧相なものでしたね。
一国の第一王子が戦争に赴くのだから、
全勢力、全資産を投げ打つ…というのはありえませんが、
「それくらいしてやるぞ」という意思くらいは示すのが普通だと思いますよね。
あんな餞別程度な装備で送り出す意味が分かりませんよね。
普通の家庭から出た戦士でも、もう少し良い物を持たせてくれそうなものです。
普通の流れで考えると、
いずれは勇者の血が赴かなければいけないとはいえ、
伝説の武具くらいは兵士を駆り出して手に入れさせて、
全ての準備が整ったら、その時点で「王子、宜しくお願いします」と、
多くの軍勢を率いて、殴りこみを掛けると思うんですけどね。
で、肝心の50Gの理由ですが、やはり経済的な問題かと。
実は既に(ザコ)モンスターとの戦争がだいぶ長引いていて、
かなり切迫した状態という事が真っ先に思いつくことですが、
実は王族っていうのは、結構貧乏だったりしたみたいなんですよ(現実の話)
民から税を貪っていれば王城は潤いそうなものですが、
当然そんな悪政を続けていれば、自分の首を絞めるも同じ。
民の生産力に響き、搾取するものすらなくなるし(現在の北朝鮮と同じ)
内乱も起こる。そうなればさらに経済は圧迫していきます。
中世ヨーロッパの王・貴族はバカなのが多くて(今も同じ)
自分達の私腹を肥やす為に無茶な政治をするものだから、
収入は減っていくものの、生活水準を下げる気持ちにはなれず、
他国からの借金まみれで火の車だった国というのは多かったみたいです。
逆に賢かったのは、支配者層の底辺の地主で…
というと歴史の授業になってしまうので止めときますが、
いずれにせよ、国王だからって金があるって訳じゃなかったという事です。
貧弱な装備なら城の近くでスライム狩るくらいで、遠出することはあるまいという考えからです。
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